医療記事ニュース

≪乳房の予防切除、3施設目が検討 鹿児島市の病院≫

健康な人が乳がんを防ぐために行う乳房の予防的切除手術を、鹿児島市の相良(さがら)病院が検討している。

病院によると、6月にある病院の倫理委員会が承認すれば、東京の聖路加国際病院と、がん研有明病院に続き、国内3施設目となるという。

 病院が27日、記者会見した。対象は、特定の遺伝子に変異があり、遺伝性乳がんのリスクが高いとわかった人。

予防的切除の費用は保険が適用されず、切除だけで約70万円、乳房再建も含めると計約180万円かかるという。

 病院は、全国有数の乳がんの手術件数を誇る。5年前に設けた遺伝相談外来ではこれまでに14人が遺伝子検査を受け、うち3人が陽性だった。

2011年に予防的切除を倫理委にはかったことがあったが、結論は出さなかったという。

 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんの体験公表で病院への相談が急増し、再び倫理委にはかることにした。現在、実際に切除を希望する人はいないという。

コラム:柴田菜々子

(朝日新聞 医療記事より抜粋)

オピニオンリーダー

≪アンジェリーナ・ジョリーの決断に感服≫

~前向きに生きようとするオピニオンリーダー~

私が、アメリカで初めて乳がん予防のために乳腺摘出手術という研究発表を聞いた時、

「病気でもない乳房を予防手術して整形するなんて」といった表情の日本人医師たちが多かったのを覚えています。

 当時はこの手術が危険であるという意見の方が強く、加えて「親から授かった肉体を病気でもないのに取ってしまうとは」といった東洋的な発想も日本人の中にはありました。

 私は個人的には賛成でした。

 もちろんお金がなければ出来ない手術です。

でも将来は、乳がん予防手術保険なんていうのが出てくるかもしれないとすら思いました。

そして予防的手術は健康法と密接な関係があると私は思います。

 西洋的な考え方に、肉体と精神をアッサリと分け、両者に関連性はないというのがありますが、その西洋人でも統計学的な数字を前に説明を受けると精神的なもの、つまり心理的なものに重みを置いて肉体の健康法を考えるようになるのではないかと思うのです。

アンジェリーナ・ジョリーさんのニュースを知ってちょっと興奮しました。

 アンジェリーナさんは、乳がんは87%、卵巣がんは50%の確率で発症するリスクがあると伝えられました。

乳腺の手術後、乳がん発症リスクは5%に、胸はインプラントによって乳房が再建され、卵巣がんは40歳までに摘出手術を受けるつもりだと米・ピープル誌が伝えています。

アメリカでは、変異遺伝子キャリアに対する予防的乳房全切除術が本人の任意によって行われており、現在のところ、その癌予防効果は100%近いと言われています。

 確率という数字を、個人がどう受け止めるかは、医学にかかわらず難しいテーマです。

確率が低くても自分にチャンスがくると思う良い例は、宝くじです。当たらない確率が大なのに「買わなきゃ当たらないでしょ?」と長い行列が出来る。

ところが、これが病となると異なります。87%のリスクでも13%は乳がんにはなりませんよ?と言われているのです。

はたしてどちらの数字を心に留めるでしょう。

多くは87%の数字が頭にこびりついて離れなくなるのではないでしょうか。

13%はならない確率と言われているのだから、なってから考えようと次の日から乳がんを忘れて生きていられるか。

ここは受け止め方次第、つまり心理の問題だと思うのです。

 いつ乳がんになるのかと怯えながらも何もしないで生きる人間か、そうなってから考えようと13%を信じて生きる人間か、手段があるなら積極的に手術して不安と恐怖を小さくして、仕事や子供や家族のために前向きに生きようと考える人間か。

 87%という数字から解放されるために、財産をかけ、危険性を乗り越えて実行する。

お金があるから出来たのだろうとしても、アンジェリーナさんはオピニオンリーダーだと思います。

賛否両論であっても自らがやる。

批判を承知でやる。私はこう生きるんだと、ひとつのことを肯定する。

自分が世の中に影響力や発信力がある人間だということも当然意識してやる。

すごい人だと思いました。あとに続く人が増えるだろうと、私は思います。

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意見:

石井苗子(いしい・みつこ)
誕生日: 1954年2月25日
出身地: 東京都
職業:女優・ヘルスケアカウンセラー

(読売新聞 yomiDrコラム記事より抜粋)

新治療法の開発へ

理化学研究所と慶応大整形外科などのグループは、思春期に起きる原因不明の脊柱側彎(そくわん)症の発症にかかわる遺伝子「GPR126」を発見したと発表した。

 脊柱側彎症は、背骨が横にねじれて「く」の字に曲がる病気。

生まれつきの変形などでも起きるが、思春期に発症する原因不明のタイプが最も多く、日本人の約2%に起きるとされる。

 研究チームでは、このタイプの側彎症の日本人患者と、病気のない人の計約2500人の全遺伝情報(ゲノム)を解析して比較。

関係しそうな部位を絞り込み、別の約2万5000人のゲノムと比較して、遺伝子を特定した。

 思春期の側彎症には複数の遺伝子が関わっており、遺伝子の変異部位によって、症状が違う可能性が指摘されている。

研究にあたった慶応大整形外科准教授の松本守雄さんは「将来的には、遺伝子検査に基づいた症状予測と治療法の選択、さらには新治療法の開発につなげたい」と話している。

(2013年5月30日 読売新聞より抜粋)

福祉ロボット、突破口に

世界の先頭を走る超高齢社会の日本で、得意の産業ロボット技術を活用し、福祉ロボットの開発、普及を目指すべきだ。

 日本の2012年の高齢化率は24%と世界一だ。

経済産業省がまとめた介護・福祉分野でのロボットの市場予測によれば、15年に167億円、35年には4000億円を超す。

 日本の福祉ロボットは、既に海外から注目を集めている。

その好例が、ロボットスーツ「HAL」だ。

筑波大の山海嘉之教授が開発し、医療機器新興企業「サイバーダイン」が09年、世界で初めて発売した。


 筋肉の微弱な電気信号の変化をセンサーでとらえ、腕や足に障害を持つ人の運動を補助する。ドイツの病院にも試験導入された。

 産業技術総合研究所が開発したアザラシ型ロボット「パロ」は、ギネスブックで「世界一の癒やしロボ」と紹介され、国内で約2000台、世界30か国以上に約500台が出荷された。

高齢者の精神的安定と老後の豊かな生活につながるとして、国際的評価も高い。

 福祉ロボットは、食事や排せつ、移動などの支援で開発が進む。

高齢者や障害者を助けるだけでなく、介護にあたる人を重労働から解放する。

しかし、国内の介護現場に普及はしていない。

 1台あたり数十万~数百万円と価格が高く、介護現場に有用性の情報が十分に伝わっていない。

操作や管理が難しかったり、人が介護するより時間や手間がかかったりするなど、高齢者や障害者、介護者が「使いやすい」「作業が楽になった」と感じるまで、機能が成熟していない。

 ロボット技術者の発想と工夫だけでは足りない。

国が主導し、産業界と高齢者福祉の現場を結んで、真に魅力ある製品開発に向けた交流と意見交換を支援したい。

国内で安全と信頼の実績をまず作らなければならない。

 国は、機能を簡素化した1台10万円程度の介護ロボットの普及に乗り出す。

世界市場の開拓が見込めるロボットの研究と導入に助成し、未来の世界市場を先取りする機器の開発と普及を促すべきだ。

 補聴器や音声の字幕変換装置、点字ディスプレーなど、高齢者や障害者が失った五感を補完する電子機器や

ソフトも、世界的に市場の拡大が見込まれる。

 国連が12年10月に発表した報告書によると、世界の60歳以上人口は50年に20億人、総人口の22%に及ぶ。

65歳以上の高齢化率は50年に韓国で33%、中国は26%の見込み。

富裕層が生まれるアジアの高齢化が進んでおり、海外展開の好機だ。

 福祉ロボットや福祉機器の世界展開は、日本の国際的な信用を高めることにもつながる。

「福祉・健康分野のクール・ジャパン」としてアピールすべきだ。



(2013年5月 読売新聞yomiDr.より抜粋)


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予防・在宅医療を輸出の核に

政府が今後推進する医療システムの輸出では、予防医療など日本の得意分野を生かすべきだ。

 経済産業省の試算では、ロシア、中国、東南アジアなどの新興国の中間層の5%程度に日本式医療が浸透すれば、20兆円の市場規模が見込めるとしている。

 先行するのは、米国や韓国だ。医療機関と企業が一体となり、医療機器と情報通信技術(ICT)を含む医療機関の輸出を推進。

韓国のサムスン医療院は2010年、アラブ首長国連邦(UAE)に医療センターを開設しており、新規参入には日本ならではの特長を売り込む必要がある。

 脳や心臓のドック、がん検診など画像診断による予防医療は、日本の得意分野の一つ。

新興国に画像診断センターを作り、遠隔システムで結んで日本で診断する。

 在宅医療も日本で独自の発展を遂げつつある。

米国では看護師による訪問が中心だが、日本では医師が24時間体制で往診し、入院病棟とほぼ同じ医療を提供する診療所もある。

 GEヘルスケア・ジャパン(東京)は青森県と組み、12年12月から超音波、エックス線などの小型診断機器を搭載した車を使い、地域医療システムの実証実験を始めた。

従来なら入院が必要な人も、在宅で検査を行えるようになったという。

 カルテの管理にモバイル端末を使うICTの活用も進む。

こうした在宅システムは、近くに大きな医療機関のない新興国の地方都市などに需要がある。

 政府は4月、日本の医薬品や医療機器と医療システムをパッケージにして輸出するため、官民共同組織を設置。ロシアとUAEにがん治療施設などを建設するプロジェクトを担う見通しだ。

まず、新興国の富裕層に照準を当てるが、中間層への拡大も視野に入れる。

 輸出を加速させるためには、中間層も意識したニーズ調査と日本型ビジネスモデルの創出が欠かせない。

医師と企業が一体となって付加価値の高い医療システムを開発し、政府と連携して売り込みを図るべきだ。


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(2013年5月 読売新聞から抜粋)

グローバル化~国境越え患者呼び込む~

≪医療ツーリズム 9兆円市場≫

健康意識の高まりや医療技術の高度化などを背景に、世界の医療市場は急速に拡大している。

ここ10年間は年率平均8・7%で成長し、2010年の市場規模は520兆円に達した。

急成長する市場を狙って、世界各国が、患者の誘致や病院の「輸出」にしのぎを削る。

10日には福岡市で医療交流についての国際会議も開催された。国境を越える医療について各国の取り組みや日本の現状について報告する。

海外の患者を自国に呼び寄せる「医療ツーリズム」の世界市場は9兆円と言われる。

観光立国を目指す日本にとっても魅力的な市場だ。政府は日本の水準の高い医療を寺社や温泉と同じ「貴重な観光資源」と位置づける。

外国人患者を誘致しようと国内外の実態調査や国際展示会を通じて情報発信に乗り出している。

 その一環として観光庁は3月10日、福岡市で「アジア国際医療交流シンポジウム」を開いた。

病院関係者ら200人がアジア各国の病院関係者らの講演や討論に聴き入った。

会場で明らかになったのは、ツーリズム先進国の積極的な取り組みと、「労力がかかるだけで医師にメリットがない」など、制度面での日本の立ち遅れだった。

 医療ツーリズムで先行するのはタイだ。

年間約150万人と、世界で最も多く外国人患者が訪れる。

1997年のアジア通貨危機後、富裕層向けの高級病院が外国人を受け入れるようになり、外国人患者数は年々拡大している。

 バンコク病院(550床)では、遠隔操作外科手術ロボット「ダビンチ」を始め、最新の医療機器を備える。年間約20万人の外国人患者を診療し、その売り上げは126億円。病院収入の43%を占める。

 これを支えるのが、国際マーケット部の職員だ。

独、米、日、バングラデシュなどの多国籍部隊が世界を駆け回り、アラブ首長国連邦(UAE)の空軍やエチオピア政府などと契約を取り付ける。

 タイの成功を目にした隣国のマレーシアは、ナジブ政権が優先的に力を入れる産業分野として保健医療を指定し、国家戦略として医療ツーリズムを推進する。

09年には、保健省に「医療ツーリズム評議会」を設立。個々の病院が行ってきた市場開拓や宣伝広告活動を一括して行う。

医療機関が施設を改築したり、最新の医療設備を導入したりする場合は、税制上の優遇措置も受けられる。

 09年に訪れた外国人は約34万人だったが、11年には約58万人に増えた。

 韓国では、政府が医療ツーリズムを国策と位置づけ、09年に医療法を改正、外国人患者を積極的に誘致している。



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(記事・画像: 読売新聞 yomiDr 医療革新より抜粋)

本当の主治医って…

第31回「心に残る医療」体験記コンクール 中高生の部・優秀賞

図司 瑛海(ずし えいみ) 東京・中学1年生


私の弟は八才になりました。おにぎりと新幹線の好きな、やんちゃな二年生です。週末には水泳やサッカー教室にも通っています。

 こんな弟ですが、生まれてすぐ保育器に入り、生後一ヶ月をGICUで過ごしました。
生後半年には心臓の穴をふさぐ大手術も受け、病院通いの毎日だったそうです。

 当時まだ入学前だった私は、あまりその頃の大変さは覚えていません。
ただ、病院内を網の目のように張りめぐらされた書類運搬装置が、モノレールのように見え、楽しみに過ごしていました。GICU待合室の消毒液と甘い粉ミルクの混じったような独特な匂いは今もよみがえります。検査や飲み薬の処方のため、私も連れだって病院に足を運ぶ機会が多くありました。

 私の記憶に一番はっきり残っているのは看護師Iさんの笑顔です。GICUでの一ヶ月間は、窓ガラス越しにしか面会できない私に、弟のミルクを飲む姿や沐浴(もくよく)する姿を、見えやすいように配慮してくれました。仕事の後には、廊下で一人待つ私のために、待合室の絵本やぬいぐるみを持ってきてくれました。

 「今日も弟さん元気で良かったね。お利口に待てたね。」と話しかけてくれた日もありました。

多くの看護師さん達の中で、Iさんは弟だけでなく、母や兄弟である私にも、常に笑顔で声かけをして、家族みんなを日々見護ってくれていたのです。

今も年賀状で近況報告や写真を送ると、欠かさずに返信を下さり、まるで親戚の一員のように弟の成長を喜んでくれる優しい方です。Iさんは私達家族のサポーターです。

 先日ふと私が「弟の命の恩人は、0才の弟に心臓の大手術を勧め、無事成功させたK先生だね。」と何気なく言うと、母は「そうね。八才の今、こうして元気に学校に通い、サッカーやプールを楽しめるのはK先生のおかげね。あの頃はこんな姿を想像できなかったわ。」としみじみ言いました。

 「でも……私にとっての恩人は小児科のH先生かもしれないな。」

 私にとって意外な答えに少し驚きました。なぜならK先生は生後すぐから三才までは確かに弟の主治医でしたが、今では異動で別の病院にいて、最近はもう会えない先生だからです。

 そこで母に理由を聞くと、次のような言葉が返ってきました。

生まれてすぐ弟には染色体異常の疑いがあることがわかり、検査をしたこと。結果が出るまでの不安な日々を細かくフォローし、必要な処置や手術の準備を一つ一つ進めてくれたこと。検査の結果、障がいの告知の時、「ゆっくりですが何でもできるようになります。」と言ってくれたこと。

母が、歩けるか、話せるのかなど矢つぎばやに不安を口にした時も、普段と変わらない穏やかな口調で多くの疑問に誠実に答えてくれたそうです。

その言葉に後押しされ、「何とかなる。いつかはできるはず。」と勇気をもらえたそうです。

もし違う言い方や、「できない場合も…」など、可能性を否定されたなら、不安なまま我が子に今日まで接してきたかもしれない。

だからこそ、あの日のH先生の誠実な励ましが必要だったと。母の言葉と、今の弟の姿を重ね合わせて、私も深くうなずきました。

 今まで医師とは、病気を治し、手術を成功させる人こそ名医だ、と考えていた私ですが、今は少し違います。

患者の病気だけでなく、人の心に寄り添うことが、回復や成長には欠かせないものだからです。

院内には医師以外にも看護師Iさんのような、より近くで人に向き合う存在が大きな役目を果たしていることも知りました。

 私達家族には、弟を取り巻く温かい手が、今も多く差し伸べられていることに、家族一同、心より感謝しています。

 私は将来どんな職業についても、職務上の責任を果たすだけでなく、人と関わり、思いやる心を大切にしてゆきます。

 それは、今までに受けた優しさを忘れずに、多くの人々に同じような気持ちで希望や勇気を持ってもらいたいからです。

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第31回「心に残る医療」体験記コンクールには、全国から医療や介護にまつわる体験や思い出をつづった作文が寄せられました。入賞・入選した19作品を紹介。

主催:日本医師会、読売新聞社
後援:厚生労働省

審査委員:落合恵子(作家)、竹下景子(俳優)、ねじめ正一(作家・詩人)、原徳壽(厚生労働省医政局長)、石川広己(日本医師会常任理事)、南砂(読売新聞東京本社編集局次長兼医療情報部長)<敬称略>



新型出生前診断、札幌医大でも実施へ

“新型出生前診断、札幌医大でも実施へ”

妊婦の採血で胎児に3種類の染色体の病気があるかどうかが分かる新型出生前診断について、札幌医科大は28日、日本医学会から臨床研究施設として認可されたと発表した。北海道内で実施施設として認定されたのは、北海道大に次ぐ2施設目となる。

 発表によると、診断対象となるのは、超音波検査などで胎児に染色体の病気の可能性があると診断された妊婦や、35歳以上の妊婦のうち、現在通っている病院や診療所からの紹介状がある妊婦。

予約を30日から受け付け、染色体の病気や検査の内容を説明する遺伝カウンセリングは6月6日、採血は同11日にそれぞれスタートする。

 札医大の臨床研究では、1か月20件弱のペースで新型診断を想定しており、紹介状があってもそれ以上の申し込みは受け入れない方針だ。

北大では今年4月、28件の診断を実施した。道内ではこのほか、旭川医大と天使病院が、認可に向けた準備を進めている。

 日本医学会では新型診断の意味を理解しないまま行われる人工妊娠中絶が増えるのを防ぐため、遺伝カウンセリング体制を充実させた施設が行う臨床研究に限り、新型診断を認めている。

(2013年5月29日 読売新聞 医療記事より抜粋)

「心に残る医療」体験記

第31回「心に残る医療」体験記コンクールには、全国から医療や介護にまつわる体験や思い出をつづった作文が寄せられました。入賞・入選した19作品を紹介します。

[小学生の部・優秀賞] “先生、いつもありがとう”

長谷川 和紀(はせがわ かずき) 愛知・小学6年生

 ぼくは、一年生の時に1型糖尿病になりました。1型糖尿病はすい臓の病気で、体からインスリンが分泌されなくなるので、生涯インスリン注射をしないといけません。
主治医の先生は、「注射さえきちんとすれば、あとは他の子と何ら変わらないんだよ。」と言ってくれます。
今は、毎日4回以上、自分で血糖測定してインスリン注射をしています。
給食の前にも、教室で血糖測定と注射をします。学校では、クラスの友達といっしょに勉強したり遊んだりしています。毎月、主治医の先生の診察を受け、血液と尿の検査をします。
その時、学校の話をしたり、時々ぼくの飼っているカブトムシの話をしたりもします。何でも話ができる、スーパードクターです。

 昨年、歯ぐきにのう胞ができました。乳歯と新しく出てくる永久歯の間にあるため、手術で取り除くことになりました。
夏休みに歯科大学附属病院に入院する予定になりました。しかし、入院前日に病院から電話があって、急に入院も手術も中止になりました。
1型糖尿病のために、手術中に高血糖や低血糖になる心配があるからだそうです。どうして1型糖尿病だとできないんだろう、と悲しくなりました。そんな時も主治医の先生は、「附属病院の先生に、きちんと話ししたんだけどなぁ。」と相談にのってくれました。

 その後、総合病院を紹介されて、口腔外科と内分泌科の先生の診察を受けました。外来でできる手術だけど、血糖が心配なので一日だけ入院することになりました。

 入院の日の朝、お父さんとお母さんと病院に行き、診察を受けました。
先生は「心配ないよ」と言いましたが、ぼくは「やっぱり手術は怖いなぁ」と思いました。
その日の午後に手術を受けました。手術中、先生はディズニーランドなどの楽しい話をしてくれて、怖さも半分になりました。無事手術が終わって、口の中から血が出てきましたが、体調はよかったです。
先生は何度も病室に来て、「大丈夫だよ」と言葉をかけてくれました。ほかにも、先生の趣味のトライアスロンのことなども話してくれました。すてきな先生でした。

 この病院は「ぼくが生まれた病院」と、お母さんから聞きました。この病院で、ぼくのことを心配してくれるやさしい先生に手術してもらえて、よかったです。お父さんから、「附属病院の先生も、ぼくのことを考えて総合病院を紹介してくれたんだよ」と話してくれました。

多くの先生がぼくのことを考えてくれているんだと思うと、うれしくなりました。


 ぼくは、ある日突然治らない病気になる辛さを知っています。そして、病気になってからいろいろな人に支えられてきました。
ぼくも、多くの病気の人を助けてあげられる「医師」になります。1型糖尿病に負けず、「将来の夢」が実現できるよう、勉強や運動などを精いっぱい頑張っていこうと思います。



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読売新聞 医療記事 イベント・フォーラムより抜粋)
主催:日本医師会、読売新聞社
後援:厚生労働省

審査委員:落合恵子(作家)、竹下景子(俳優)、ねじめ正一(作家・詩人)、原徳壽(厚生労働省医政局長)、石川広己(日本医師会常任理事)、南砂(読売新聞東京本社編集局次長兼医療情報部長)<敬称略>


The 10 Types of Social Media Addicts!?

FacebookやTwitterが普及している現在、SNSが日々の行動習慣に与える影響は絶大だ。
スマホを常にチェックしなければ気が済まないなど、SNSの「中毒」になっていないだろうか? 
厄介なことに、SNSの中毒になっていてもそれに気づかない場合もある。
なぜなら、その症状は色んな形になって表れるからだ。
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現在アメリカのマーケティング会社Marketoが作成したインフォグラフィックが話題になっている。
それはソーシャルメディア中毒の典型的な10の症状をまとめたもの。
思い当たる症状がないかどうか、ぜひ確認してみてほしい!

1.アラート大好き病
【行動習慣】SNS上で何かが起こるたびにスマホのアラートが鳴るように設定している。
【症状】 あなたのツイートがリツイートされたり、Facebookへの投稿がシェアされるなど、SNS上で何かが起きるたびにあなたのスマホは鳴ったり、震えたりする。その度に目の前のやらなければならない重要なタスクから目を背けてしまう。

2.自称「ソーシャルメディア通」病
【行動習慣】自分の名刺に「ソーシャルメディア通」と書いてしまう。
【症状】今の時代、誰もがソーシャルメディア通だ。それは名刺の肩書きに「人間」と書くのとほぼ等しい。

3.ブログ推奨病
【行動習慣】他人からの質問に対して「僕のブログを読んでみれば分かるよ」と答えてしまう。
【症状】ブログを読めというのは「自分で調べろ」と言っているに等しい。言われた方はあなたが全く質問に答えていないことにイライラするに違いない。

4.自称「影響力のある人」病
【行動習慣】 あらゆるSNSにおける自分の「影響力」を定期的にチェックせずにはいられない。
【症状】 真に影響力のある人は、周囲に対して有益な情報を与えることを第一に考えている。自分の影響力の度合いを確認するのに時間を費やすほど、あなたが与える影響は小さくなるだろう。

5.「いいね!」病
【行動習慣】 友人のFacebookの投稿に対して、コメントするのではなく「いいね!」を押してしまう。
【症状】 例えば、友達が投稿した産まれたばかりの赤ちゃんの写真にただ「いいね!」ボタンを押して終わりだったら、友人関係は微妙なものになってしまうだろう。「かわいいね~!」とコメントするのにかかる時間はたったの2秒だが、「いいね!」よりもずっと意味をもつだろう。

6.スマホを手放せない病
【行動習慣】 職場にいようがどこにいようが、2分ごとにスマホをチェックして、ツイートがちゃんと送られたか、新規投稿がないかなどを常に確認してしまう。
【症状】 友達は常にスマホをいじっているあなたと一緒に食事をするのにうんざりするだろう。運転中にもこの習慣が止められなければ、高い罰金もついてくる。

7.SNSパニック病
【行動習慣】 SNSサイトがダウンしてしまったら、パニックに陥ってしまう。
【症状】 SNSサイトがダウンすることによって大きな問題が生じたり、あなた自身やあなたのキャリアに対してマイナスの影響を与える可能性はほとんどないと言える。にも関わらず、イライラや怒りによってあなたは人生における数時間を無駄にするだろう。

8.米国人気SNS『foursquare』のメイヤー病
【行動習慣】 『foursquare』は自分が訪れた場所に「チェックイン」することでその情報を友人と共有できる、欧米ではかなり人気のSNSサービスだ。特定の場所へのチェックイン回数が多いと「メイヤー」や「キング」などのステータスが得られ、特典をゲットできる仕組みになっている。メイヤー病患者はどこかに移動する度にfoursquareでチェックインし、少なくとも10以上の場所でメイヤーなどのステータスを獲得している。
【症状】 地元のカフェやブリトーのお店、ピラティス教室……こうした場所に行く度にあなたのエネルギーはチェックインすることに使われるため、あなたにとって本当に大事なことをする余裕がなくなってしまう。

また以下の2つは英語圏でよく見られる症状として取り上げられていた。

9.母音嫌い病
【行動習慣】 ツイートの140字をめいいっぱい活用するために母音を省略して書いてしまう。
【症状】 文法や常識的な言葉遣いを無視してしまっているだけでなく、その悪影響はEメールやブログの文章にも及んでいるだろう。

10.動詞化病
【行動習慣】 SNSのサービス名をそのまま動詞として使ってしまう。
【症状】 「これはインスタグラムしなきゃ」「このことはフェイスブックするね」というようなフレーズを使っていたら、それを聞いた周囲の人々は内心頭を抱えているだろう。それだけでなく、SNS上で築いた信用を一気に失いかねない。


以上が現在蔓延している10のSNS病である。身に覚えのある症状があった人も少なくないのでは? 思い当たるものがなかっとしても、安心するのは早いかもしれない。自覚症状がないこともあるからだ。なにはともあれ、SNS病の症状が悪化する前になにか治療法を考えた方がいいだろう。

(文=佐藤 ゆき)

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≪ The 10 Types of Social Media Addicts ≫

Social media addiction: a disease likely affecting millions, but one that's hard to track because it comes in many forms. The afflicted may reveal themselves as serial likers. They may have push notifications set for the most minor of social media updates. They may self-identify as "mavens," "gurus" or "ninjas."

But regardless of their appearance, they do walk among us. Of that we can be sure.

The following infographic, which comes by way of the marketing software company Marketo, details 10 of the most common types of social media fiends.

There's "The Constant Checker," who can't go more than a few minutes without looking at his Twitter mentions or Instagram likes. There's the Klout-obsessed "Self-Proclaimed Influencer." There's also the "Multi-Mayor," who has to check in to a location every time she moves ten feet.

Any of these stereotypes hit a little too close to home? We certainly have to admit some do here. Check out the full infographic below for more. Then let us know in the comments — which of these personalities do you identify with? Are there any you would add?

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(NY TIMES)

医学・歯学教育について

≪医学・歯学教育について≫

現在、多くの医療現場では、チーム医療が提唱だれている。医師、歯科医師、看護師、薬剤師、歯科衛生士、介護士…
より高度に複雑になった医療に対応するためは、互いをカバーできる知識と能力が求められるが、医師と歯科医師の連携は協業というより、初期の分業に近い状態で行われていると言わざるを得ない。
大きな要因は、互いの教育にある。現在の医学教育では、口腔に割かれる時間がほとんどない。対して歯学教育では一般医学に関心が支払われていない。~略~
全身の健康と口腔の健康は密接に関連している。
患者の生活の質を向上させるためには、医師と歯科医師は相互に理解することが大切だ。~略~

(2013・5・26 読売新聞 意見/視点 筆者:北村 健司(九州大学歯学部卒 九州大学医学部助手、講師を経て1994年に福岡歯科大教授、2009年から同大学長。)





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介護で活躍期待「脚型ロボット」開発

≪適切な動き自ら判断≫

ユニークな「脚型ロボット」について解説する玄准教授(草津市の立命館大理工学部で) 立命館大理工学部ロボティクス学科の玄相昊(げんそうこう)准教授(ロボット工学)(40)は20日、人間の脚をモデルに、主に油圧システムで制御する「脚型ロボット」を開発したと発表した。

将来、介護や災害現場などで活躍するロボットの技術に生かしたい考えだ。

 現在、ロボットの設計ではモーターとギアを使った電気駆動のタイプが主流。

しかし、玄准教授は、パワーショベルなどで使われている油圧システムでの研究を進めてきた。

 今回、披露された試作品はロボットの片方の脚で、高さ76センチ、重さ6キロ。

腰と膝関節にあたる部位にシリンダー(管)を付け、ポンプでオイルを送り込むことでその圧力を利用する。

 パワーショベルなどとは違い、どの程度の圧力をかければ、想定した速度で歩けるかといった計算を自動的に行う電子回路を搭載している点が優れている。

 両脚と地面に接する足の部分がそろえば、人間の大人が走るのと同じ程度のスピードで走ることができる可能性があり、さらに8月頃をめどに腰と連結した人間の下半身型ロボットを開発する計画を進めている。


片脚では重さ約40キロまでしか支えられないが、実現すれば、最大で200キロの重みが加わっても移動が可能だという。


(2013年5月21日 読売新聞から抜粋)







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My Medical Choice 

(CNN) 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんは14日、米紙ニューヨークタイムズに寄せた論説で、遺伝性のがんを予防する措置として両乳腺切除手術を受けたことを明らかにした。

ジョリーさんは最近、乳がんと卵巣がんの発症率が高くなる「BRCA1」という遺伝子の変異があることを知って、手術を決断したという。

「がんの発症率には個人差があるが、医師によると私の場合、乳がんが87%、卵巣がんが50%と推定される。この現実に直面し、リスクを最小限に抑えるために積極的な行動を取ることにした」と書いている。

ジョリーさんの母親は2007年、56歳の時に乳がんで亡くなっている。




「私は予防的乳房切除手術を受けました」
ハリウッドの代表的な女優アンジェリーナ・ジョリー(37)がニューヨークタイムズ紙(2013年5月14日付)に、乳がん発症を回避するため両方の乳房の乳腺を切除する手術を受けたと告白手記を載せた。がんを発症したわけでもないのに、なぜ切除手術に踏み切ったのか、術後の模様などを語っている。

「このままなら87%の確率で乳がん発症。卵巣がんも50%」
「MY MOTHER…」で始まるイラスト入りの告白文には、手術に踏み切った経緯や子どもたちへの思い、夫のブラッド・ピッドへの感謝の気持ち、最後に告白記事掲載の理由を綴っている。


それによると、10年間闘病生活を送ってきた母親が2007年に乳がんで亡くなっていて、アンジーも遺伝子検査を受けたところ、医師から87%の確率で乳がん、50%の確率で卵巣がんになると告げられたという。乳がんにならない可能性はわずか13%しかない。アンジーは乳腺を切除する手術を決意する。

専門医によると、「乳房の中にミルクを作る働きをする乳腺があり、乳がんが発症する臓器は乳腺なので、そこを切除するということは、乳房の中身の大部分を切除することになる」(ピンクリボンブレストリアクリニック表参道の島田菜穂子院長)という。

その手術の経緯を次のように告白している。




「私は胸の手術を受け、一時的に詰め物を入れました。手術は8時間ほどで、目覚めたときには胸にチューブが繋がれた状態でした。9週間後、最終的にインプラントによる胸の再生手術を受けました。その結果、乳房を大変美しく戻すことができ、子どもたちには『私が乳がんで死んでしまうと心配しなくていいのよ』と言えるようになりました」
この切除手術で彼女の乳がんが発症する確率はわずか5%に減少したという。「試練と立ち向かい、自らコントロールできれば恐れることはない。女性にはいろいろな選択肢があることに気付いてくれれば幸せです」と締めている。

(J CAST テレビウォッチから引用)


MY MOTHER fought cancer for almost a decade and died at 56. She held out long enough to meet the first of her grandchildren and to hold them in her arms. But my other children will never have the chance to know her and experience how loving and gracious she was.

We often speak of “Mommy’s mommy,” and I find myself trying to explain the illness that took her away from us. They have asked if the same could happen to me. I have always told them not to worry, but the truth is I carry a “faulty” gene, BRCA1, which sharply increases my risk of developing breast cancer and ovarian cancer.

My doctors estimated that I had an 87 percent risk of breast cancer and a 50 percent risk of ovarian cancer, although the risk is different in the case of each woman.

Only a fraction of breast cancers result from an inherited gene mutation. Those with a defect in BRCA1 have a 65 percent risk of getting it, on average.

Once I knew that this was my reality, I decided to be proactive and to minimize the risk as much I could. I made a decision to have a preventive double mastectomy. I started with the breasts, as my risk of breast cancer is higher than my risk of ovarian cancer, and the surgery is more complex.

On April 27, I finished the three months of medical procedures that the mastectomies involved. During that time I have been able to keep this private and to carry on with my work.

But I am writing about it now because I hope that other women can benefit from my experience. Cancer is still a word that strikes fear into people’s hearts, producing a deep sense of powerlessness. But today it is possible to find out through a blood test whether you are highly susceptible to breast and ovarian cancer, and then take action.

My own process began on Feb. 2 with a procedure known as a “nipple delay,” which rules out disease in the breast ducts behind the nipple and draws extra blood flow to the area. This causes some pain and a lot of bruising, but it increases the chance of saving the nipple.

Two weeks later I had the major surgery, where the breast tissue is removed and temporary fillers are put in place. The operation can take eight hours. You wake up with drain tubes and expanders in your breasts. It does feel like a scene out of a science-fiction film. But days after surgery you can be back to a normal life.

Nine weeks later, the final surgery is completed with the reconstruction of the breasts with an implant. There have been many advances in this procedure in the last few years, and the results can be beautiful.

I wanted to write this to tell other women that the decision to have a mastectomy was not easy. But it is one I am very happy that I made. My chances of developing breast cancer have dropped from 87 percent to under 5 percent. I can tell my children that they don’t need to fear they will lose me to breast cancer.

It is reassuring that they see nothing that makes them uncomfortable. They can see my small scars and that’s it. Everything else is just Mommy, the same as she always was. And they know that I love them and will do anything to be with them as long as I can. On a personal note, I do not feel any less of a woman. I feel empowered that I made a strong choice that in no way diminishes my femininity.

I am fortunate to have a partner, Brad Pitt, who is so loving and supportive. So to anyone who has a wife or girlfriend going through this, know that you are a very important part of the transition. Brad was at the Pink Lotus Breast Center, where I was treated, for every minute of the surgeries. We managed to find moments to laugh together. We knew this was the right thing to do for our family and that it would bring us closer. And it has.

For any woman reading this, I hope it helps you to know you have options. I want to encourage every woman, especially if you have a family history of breast or ovarian cancer, to seek out the information and medical experts who can help you through this aspect of your life, and to make your own informed choices.

I acknowledge that there are many wonderful holistic doctors working on alternatives to surgery. My own regimen will be posted in due course on the Web site of the Pink Lotus Breast Center. I hope that this will be helpful to other women.

Breast cancer alone kills some 458,000 people each year, according to the World Health Organization, mainly in low- and middle-income countries. It has got to be a priority to ensure that more women can access gene testing and lifesaving preventive treatment, whatever their means and background, wherever they live. The cost of testing for BRCA1 and BRCA2, at more than $3,000 in the United States, remains an obstacle for many women.

I choose not to keep my story private because there are many women who do not know that they might be living under the shadow of cancer. It is my hope that they, too, will be able to get gene tested, and that if they have a high risk they, too, will know that they have strong options.

Life comes with many challenges. The ones that should not scare us are the ones we can take on and take control of.

Angelina Jolie is an actress and director.

My Medical ChoiceBy ANGELINA JOLIE
Published: May 14, 2013

介護ロボ普及、そして海外へ

政府は、安価な新型の介護ロボット普及に乗り出す。
要介護者が歩くのを支えたり、高齢者を抱える介護職員の負担を軽くしたりするなど、機能を絞った10万円程度のロボット開発を促す。
さらに、これらのロボットを月数百円でレンタルできるようにする。
政府は普及策を6月にまとめる成長戦略の柱と位置付け、介護職員不足の緩和や新産業の育成につなげる方針だ。

政府が普及を促すのは以下の4つの分野。

①介護する人が高齢者を抱え上げる時の負担を減らす。

②高齢者らが自分で歩くのを支える

③排せつ時の支え

④認知症の人を見守るシステム

実用化されたロボットは介護保険の適用対象とし、在宅の要介護者が1割負担で業者からレンタルできるようにする。

介護ロボットの市場が2035年には4000億円に達すると試算している。

高齢化が進む中国や韓国に輸出される可能性もある。


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アベノミクス

アベノミクスの柱となる「3本の矢」って?
「金融緩和」
「財政政策」
そして
「成長戦略」これは、高齢化社会で将来、仕事が増えそうな医療などの分野を育てることですよ。

5月15日(水)読売新聞「いろはにほへと新聞部の時事わーど」より抜粋
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≪医療改革≫

≪医療改革≫

①医療を成長のエンジンに
日本人はもっといい医療を受けられる
医療産業の国際競争力を強化しよう
... 規制改革を加速させよう
海外展開の国家戦略を強化せよ

②優れた研究成果を生かせ
第2のiPSを探せ
「ものづくり力」をもっと活用しよう
次世代人材の育成を急げ
ベンチャーを育て創薬で勝て

③安全安心の日本ブランドを
高齢化日本ならではの産業展開を
日本型付加価値を創出しよう
予防・在宅医療を輸出の核に
医療ツーリズムで顧客を呼ぼう

④産業化で地域医療を元気に
医療・介護の一体的運用を
健康寿命を延ばそう
患者本位の終末期医療を

⑤国民皆保険を堅持しよう
公的保険の範囲を見直せ
混合診療を拡充しよう
病院経営にコスト意識を


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2013年5月8(水)読売新聞特別面より抜粋 

健康寿命を延ばそう

健康なまま長生きすることが、多くの人の望みだ。

 安倍首相は、成長戦略の柱に、「健康長寿社会」の実現を掲げた。情報通信技術(ICT)などを効果的に使って、健康寿命を延ばす必要がある。

 健康寿命は、高齢者自身が「日常生活に支障がない」と感じられる期間のことで、2010年には男性で70・42歳、女性は73・62歳だった。平均寿命と比較すると、男性で9年、女性で13年弱の差がある。厚生労働省が昨年定めた国民の健康作りの目標「健康日本21(第2次)」では、22年度時点で「平均寿命の延びを上回る健康寿命の延長」を実現させるとした。

 健康寿命を延ばせば、今後、増大する医療・介護費の抑制も期待できる。

 まず、糖尿病など生活習慣病の重症化を防ぐことが必要だ。健康診断の受診率を上げるとともに、検査で指摘された健康上の問題について、治療や改善の取り組みを追跡できるようにする。詳細な医療情報が詰まった膨大なレセプトデータを活用すれば、どのような保健指導が有効だったのか、医療費をどれだけ節約できたのかも検証できる。

 フィットネスクラブで、退院後のリハビリや、介護予防を行う取り組みもある。民間企業の参入を促せば、健康作りに関連する新市場も生まれる。

 健康状態には都道府県の格差もある。長寿日本一で健康寿命も上位の長野県は高齢者の就業率が高く、生きがいを持って暮らしている人が多いことや、野菜の摂取量が多い点が影響したとされる。先進自治体の知恵を広げる工夫も必要だ。


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(2013年5月8日 読売新聞より抜粋)

産業化で地域医療を元気に!医療・介護の一体的運用を!

情報通信技術で連携

統合医療事業体:統合医療事業体(IHN)のセンタラヘルスケアでは、傘下の複数の病院の集中治療室の入院患者の容体を中央監視室で医師、看護師が24時間体制で監視する。

患者の容体急変も素早く見つけることができるという。(米バージニア州センタラヘルスケアで) 医療の産業化の成果を地域に還元し、地域医療を活性化することが必要だ。高齢化の進展に伴い、医療・介護の需要は増え、市場としても拡大する。

医療機関や介護事業所を集積して、超高齢社会にふさわしいサービスを展開すべきだ。

 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2025年には、入院する機会が増える75歳以上の人は、10年に比べて5割増え、2180万人になる。

 高齢者は病気を治療した後、リハビリによる機能回復を図ったり、自宅で訪問診療や、介護サービスを受けたりすることが多い。地域の活力を保つには、必要な医療・介護を受けることができるという安心感が欠かせない。

 それには、情報通信技術(ICT)を活用して、医療機関と介護事業所の連携を深めるとともに、統一した事業体の設立を促すなどして、一体的なサービス提供体制を築くべきだ。

 米国では、病院、診療所、介護施設など、100以上の施設が統合医療事業体(IHN)と呼ばれるネットワークを作り、効率的な連携を実現している。

 日本でも、医療法人にケア付き住宅といった介護関連事業への参画を促すための規制緩和などを進め、医療・介護を地域で支える事業体を育てるべきだ。

 また、医療機関や介護事業所を円滑に連携させるには、医療・介護情報を共有できる電子ネットワークを構築する必要がある。電子カルテをかかりつけ医が見られるようになれば、医療の質も向上する。

その基盤となる共通番号制度を早期導入すべきだ。

 同時に、医療と介護をつなぐ役目を市町村の責務として法律で明記し、地域での取り組みを強化するべきだ。疲弊している市町村単位の国民健康保険も、都道府県単位に一元化し、財政を安定化すべきだ。

 現在、140万人の看護職員は2025年には200万人弱が、150万人の介護職員は250万人弱が必要になる。

医療・介護産業が強化されれば、雇用面で地域に大きく寄与する。

 先駆的な取り組みを地域に限って特例的に認める特区の活用も欠かせない。韓国では、地域に病院や研究機関、創薬の企業などが集積し、医療機器の開発拠点となっている。

 日本では、神戸市が2003年、「先端医療産業特区」に指定された。病院、研究所、新興企業育成施設が集まり、約230の医薬品、医療機器メーカーが進出した。しかし、病床規制の緩和は進まず、大規模治験病院が建設できない。医療産業の発展は、地域経済への影響も大きい。


国は規制緩和に本腰を入れて取り組むべきだ。

(2013年5月8日 読売新聞より抜粋)

博多どんたく開幕、初日110万人

大型連休中の恒例行事「博多どんたく港まつり」(福岡市民の祭り振興会主催)が3日、福岡市中心部で開幕した。初日の見物客は昨年並みの約110万人(主催者発表)。

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4日の閉幕まで計約200万人の人出が見込まれる。

 振興会によると、パレードには134団体の約1万4600人が参加。

同市中央区天神の大通りなどを練り歩き、踊りや楽器演奏などを披露した。



 福岡など北部九州4県で7月に開幕する全国高校総合体育大会(全国高校体育連盟など主催、読売新聞社共催)をPRしようと、福岡県内8校の生徒ら約100人でつくる「北部九州総体どんたく隊」も参加した。

(2013年5月4日 読売新聞より抜粋)


未来塾前も華やかなパレードが通過して生徒たちも少しは教室から見えたかな?

外のにぎやかさとはうってかわって、教室では真剣に勉強している生徒たちがいました。

免疫の司令塔、大量生産する細胞発見

外敵の侵入から体を守る免疫の司令塔となる「樹状細胞」を大量に生み出す細胞を、

東京医科歯科大の樗木(おおてき)俊聡教授らのグループが見つけた。

 効果の高いワクチンや免疫が原因となる皮膚病の治療薬の開発につながる成果で、米免疫学専門誌に発表した。


 病原菌やウイルスなどが体内に侵入すると、免疫細胞が活性化されてウイルスなどを排除する。


樹状細胞は、外敵が侵入した情報を免疫細胞に伝達したり、自ら迎撃したりして、免疫で中心的な役割を果たす。


 中でも特定のタイプの樹状細胞は感染初期に、ウイルスを撃退するインターフェロンを爆発的に生み出し、他の免疫細胞を活性化させる重要な働きがある。


しかし、このタイプの樹状細胞を優先的に生み出す細胞は見つかっていなかった。

(2013年5月2日 読売新聞より抜粋)

50難病 iPSで新薬

政府はiPS細胞をつかい、患者数が少ない難病の新薬開発を加速するプロジェクトに乗り出した。

パーキンソン病など50以上の難病が対象で2016年までに治療薬の候補物質を探す共同研究体制を整える。

企業を加えた国主導のiPS細胞プロジェクトは初で、日本初の難病治療薬を送り出す構想だ。

iPS細胞の技術をつかうと、難病患者の皮膚や血液の細胞から、神経や筋肉などの患者自身の病気の細胞をつくり
生きたままの状態でふやすことができる。

難病の研究につかえば、原因を調べたり、薬の効き目を確かめたりする研究が飛躍的に進むと期待される。

難病患者→皮膚や血液の細胞を提供→iPS細胞化→研究用細胞の作製→製薬企業の協力を得て、薬の候補を探す→有害な物質の発見→製品化へ

という構想のようだ。(読売新聞より抜粋)


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研究者個人のつながりにとどまらず、研究から開発の体制を組むことで、製薬産業の競争力の向上にもつながりそうだ。





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